機関投資家向けデジタル資産取引所であるAsiaNextにおいて暗号資産デリバティブサービスの提供を開始
2024年1月9日
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SBIデジタルアセットホールディングス(以下「SBI DAH」)とスイスのSIXグループとのジョイントベンチャーで、機関投資家向けに特化したグローバルなデジタル資産取引所を運営するAsiaNext(本社:シンガポール、CEO:Chong Kok Kee)は、暗号資産デリバティブサービスの提供を開始したことをお知らせいたします。
AsiaNextは、SBI DAHが構築を目指す、機関投資家向けにエンド・ツー・エンドのバリューチェーンを提供する、業界唯一の完全に統合されたデジタル資産生態系の一翼を担います。大手暗号資産マーケットメーカーのB2C2をはじめ、プライムブローカーなども含む取引参加者は、AsiaNextの革新的なリスク管理プロセスや日中証拠金の高頻度での取引や決済をサポートする機能を通じて、カウンターパーティ・リスクや決済リスクを軽減し、資本効率を高めることができます。
AsiaNextのユニークな接続ソリューションは、24時間365日利用可能で低遅延・高頻度な暗号デリバティブ取引をサポートしており、機関投資家のプロフェッショナル・トレーダーは柔軟で快適な環境で取引を行えます。取引所のマッチング・エンジンも機関投資家向けにカスタマイズして構築されています。
またAsiaNextは2023年にシンガポール金融管理庁(MAS)からのRecognised Market Operator(RMO)ライセンスおよびCapital Markets Services (CMS)ライセンスを取得※しており、今後のパイプラインとして、デジタル証券、実資産のトークン化(RWAs)、持続可能性にフォーカスした商品などを幅広く提供する予定です。
※ AsiaNextはシンガポール金融管理庁よりライセンスを付与されている一方で、暗号デリバティブ事業はシンガポールにおいて規制の対象ではございません。しかしながら、AsiaNextはすべての事業活動において規制対象となる事業と同様に厳格な、リスク管理・コーポレートガバナンスなどの基準を遵守しています。
AsiaNextのサービス開始は、まさしくデジタルアセットへの需要が急増している時期に行われてます。SBI DAHとAsiaNextが最近共同で行った機関投資家向けの調査では、大多数の機関投資家が過去12ヶ月間でデジタルアセットへのエクスポージャーを増やしています。また「暗号通貨の冬」にもかかわらず、60%の機関投資家はトークン化証券に対する顧客需要の増加を報告しています。
【AsiaNextについて】
AsiaNextは機関投資家向けに特化したグローバルなデジタル取引所であり、高水準のコーポレートガバナンスと内部統制の下で運営されています。AsiaNextの事業活動は、シンガポール金融管理局の厳格な監督下にあります。その目標は、多様な証券やノンバンク資産をトークン化し、取引するための世界最高水準のプラットフォームを提供することです。AsiaNextでは、デジタル決済トークンを含むデジタル資産の上場、取引、取引後のサポートを含む包括的な一連のサービスを提供する予定です。
以上
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【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】
AsiaNext : gwenne.chen@asianext.com